クレジットカードの有効期限って?

クレジットカード

クレジットカードには有効期限があります。有効期限とは、カードを使用できる期限のこと。特段の事情がない限り数年に一度更新され、期限が近づくと新しいカードが登録先の住所に送られてきます。

今回は、クレジットカードの有効期限の確認方法や有効期限がある理由、カードが更新された場合に注意すべきポイントについてご紹介しましょう。

有効期限の確認の仕方
クレジットカードによって異なりますが、カードの有効期限は一般的に3年から7年です。

有効期限は、カードの表面か裏面に「月/年(西暦)」と記載されています。例えば「12/30」であれば2030年12月が有効期限です。この期限が過ぎると、カードが使用できなくなるので注意が必要です。

有効期限がある理由
有効期限がある理由は以下の3つの理由があります。

クレジットカードの劣化や破損防止
クレジットカードはプラスチック製のものが大半で、長期間使用していると少しずつ劣化していきます。汚れや破損などがある場合、ICチップや磁気部分が正常に反応しなくなり使用できなくなってしまう可能性も。

クレジットカードのセキュリティ対策
クレジットカードに関する犯罪は年々巧妙化しているといわれています。不正利用を防ぐためにも、カードのセキュリティ対策は重要です。定期的に新しいカードに変更することで、最新のセキュリティ対策が備わったカードを使用できます。

クレジットカードの再審査を行うため
クレジットカードが更新される際には、再審査が行われます。その理由として、新規でカードを申請した時とは持ち主の状況が変わっている可能性があるからです。例えば支払いが滞っていたり、使用頻度が極端に少なかったりした場合に更新されない可能性もあります。

新しいカードを受け取るまでにすべきこと

クレジットカードは自動で更新されるため、特に手続きはいりません。新しいカードは期限が切れる1ヶ月から2ヶ月前くらいに登録先の住所に届くのが一般的です。

住所や名義を変更した場合
住所や名義が変わった場合は登録情報の変更が必要になるため、有効期限が切れる前に余裕を持って手続きを済ませるようにしましょう。

早く新しいカードを受け取りたい場合
事情があって早く新しいカードを受け取りたい場合、カード会社によっては更新時期が来る前に発行してもらえることも。その際は事前に手続きが必要です。

不在で受け取れなかった場合
「普通郵便」でカードを郵送するカード会社もありますが、「簡易書留」で郵送され受け取れなかった場合には、不在通知書の期限内に配送業者へ再配達の依頼をしましょう。期限を過ぎるとカード会社へカードが返送されてしまうので注意が必要です。

新しいカードを受け取ったらすべきポイント

新しいカードは届いたときから使用できます。また、古いカードは氏名やサイン、カード番号がわからないように細かく裁断し処分しましょう。

クレジットカードの契約内容を確認する
契約内容に間違いがないか必ずチェックしましょう。利用限度額、支払い方法などの利用条件に変更がないかをしっかりと確認する必要があります。また氏名などの基本情報の確認も大切です。

クレジットカードの署名欄にサインする
裏面の署名欄へ忘れずにサインをしましょう。署名がないクレジットカードは、万が一カードの盗難や紛失の被害に遭っても補償されない場合があります。

署名は自署であればローマ字でもイニシャルでも下の名前のみでも問題ありません。しかし不正利用を防ぐためにも画数の多い漢字でフルネームを書くのが最適といえるでしょう。特に海外で使用する機会の多い人はおすすめです。

書き損じた場合は、上書きしても使用できないためカード会社に再発行してもらう必要があります。

クレジットカードで引き落としをしているサービス情報を更新する
カードが更新されると「有効期限」と「セキュリティコード(カード裏面の3桁から4桁の数字)」も変更になります。公共料金やECサイトの決済にクレジットカードを使用している場合は、変更手続きをしましょう。

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