■暗証番号とは?
不正にクレジットカードが利用されないないように設けられている4桁の数字で、決済時に必要になります。
クレジットカードを作る際に利用者自身が設定し、悪用されないために他の人に知られないよう厳重に管理することが大切です。
■なるべく早めにカード会社に暗証番号を確認する
カード会社によって確認方法は異なりますが、クレジットカードの暗証番号を確認するにはカード会社のコールセンターへ電話するか、会員サイトにアクセスする方法があります。
コールセンターに電話をした場合、約1週間ほどで暗証番号が記載された「暗証番号の通知書」が自宅に届き、暗証番号の確認できます。
通知書での確認は時間がかかるので、なるべく早めに確認申請を行いましょう。
会員専用サイトの場合は、「暗証番号を照会する」という項目があります。
そこにアクセスし、クレジットカードのセキュリティコード(カード裏面に記載されている数字の末尾3桁)とカード有効期限を入力すると、暗証番号の照会ができる仕組みになっています。
お使いのカード会社ホームページで、暗証番号の確認方法をチェックしてみてください。
■買い物はサインに切り替えて決済する
暗証番号が分からなくても、サインに切り替えて決済ができます。
日本のクレジットカードの認証機械は、ほとんどが暗証番号とサインの両方に対応していますので、支払いの際に「サインでお願いします」と伝えればサイン決済ができます。
ただし、暗証番号はカードの不正利用防止の意味で設定されています。安全にクレジットカードを利用し続けるためにも、早めの暗証番号確認をおすすめします。
■サインレス決済で普段通り買い物はできる
デパート、スーパー、食料品売場、コンビニなどは、行列ができるのを防止するため暗証番号の入力が省かれたサインレス決済になっていることが多いです。
サインレス決済の上限は、お店によって違いますがスーパーでは3万円、コンビニでは1万円ほどに設定されています。
暗証番号が分からなくても、ちょっとした日常の買い物時に困ることはなさそうです。
■ネット決済やカード引き落としはできる
インターネット決済や、クレジットカード引き落としは、これまで通り問題なく利用できます。
暗証番号を忘れてしまっても、慌てなくて大丈夫です。落ち着いてカード会社に連絡して、暗証番号を確認してください。
■暗証番号を何度も間違えるとロックがかかる
1~2回暗証番号を間違えて入力したら、すぐに暗証番号の確認を行ったほうがいいでしょう。
3回以上間違えるとクレジットカードにロックがかかってしまい、サインでの決済もできなくなってしまう可能性があります。その場合自分でカードのロックを解除することはできず、最悪の場合クレジットカードの再発行をしなければならなくなります。
暗証番号を再設定してカードが利用継続できる場合もあるようですが、ICチップカードはほとんどの場合カードの再発行をすることになります。再発行までの間はサイン決済でも支払いができなくなってしまいますので、3回以上暗証番号の入力を試すのはやめておきましょう。
■まとめ
暗証番号を忘れても、しばらくの間は問題ないかもしれません。
それでも、カードを不正に利用されたり、大きな買い物をする際にカードが使えず困ったりしてからでは遅いです。早めにお使いのカード会社に確認するようにしましょう。
また、クレジットカードを作る際は暗証番号を忘れないよう自分だけが覚えやすい番号にすることもカードを安全に利用するために大切です。