クレジットカード
クレジットカードとは、現金がなくても店舗やネット上で商品やサブスクリプションなどのサービスが購入できます。
しかも、それぞれのカードごとに優遇特典やポイント還元、付帯サービスなどが付いているのでポイントを集め、店舗での割引といった優遇特典の恩恵を受けようと考えていらっしゃる皆様にとって嬉しい特典が多いのも、クレジットカードの最大の魅力ともいえるでしょう。
クレジットカードにはランクが存在し、一般的には年会費無料のスタンダード（一般）カードと、年会費を払うことで得られるゴールドカード、プラチナカードがあります。年会費がランクによって高くなりますが、スタンダードカードよりポイント還元率が高めで、豪華な優遇特典が受けられるなど、多くの恩恵が受けられます。
ただし、カードの発行には支払い能力と信頼度の判断を確認するための事前審査が必要になります。そして、使った分だけ月末に請求される後払い方式です。つまり、知らない間に使い過ぎて請求額が高くなるといったことが多いので使い過ぎに注意しましょう。
デビットカード
デビットカードはクレジットカード同様、店舗やネット上での買い物やサブスクリプションなどのサービスでの支払いに利用できます。クレジットカードと異なり、事前のチャージが不要で事前審査がなくても利用できます。そして、スマートフォンでどれだけ使ったのかが確認でき、金銭管理もできます。デビットカードには、以下の種類があります。
①J-Debit
ATMなどで利用しているキャッシュカードを使って買い物ができます。加盟店は全国にありますが、日本国内でしか利用できないのでそのあたりの確認は必要です。
②国際デビット
Visaなどの国際ブランドと提携しているので、Visaデビットであれば世界中のVisa加盟店で利用できます。支払いはお持ちの銀行口座から即時、引き落とされます。ただし、ガソリンの給油では後日支払われます。銀行口座から引き落とされるので支払いを抑えたいと考えていらっしゃる方には有効かもしれません。
両者の決定的な違い
クレジットカードとデビットカードの決定的な違い、前述にもある通り支払方法がまったく違うということです。クレジットカードは利用範囲がカード会社によって定められており、利用した分だけ月末～翌月初め辺りに一か月分まとめて請求される「後払い方式」が採用されています。ここで注意したい点は、後先考えずショッピングでカード払いして後々高額な金額を請求されたというケースが後を絶たないので、カード払いする時は請求額のことも考えて計画的に利用された方がいいかと思います。
また、支払いには一回払いの他に分割・リボルビング払いが選択することができます。分割払いを選択すると手数料がかかりますし、リボルビング払いでは利用額に対して毎月一定の金額を支払うシステムになっていますが、支払い残高によって支払いが続いたり、利用するたびに毎月の支払額が増減したりするので、利用される際には慎重に考える必要があります。
対して、デビットカードは支払いするごとに紐づけられた銀行口座から即時、引き落とされます。支払回数も一回払いが基本で、分割・リボルビング払いには利用できません。しかし、現金を持ち合わせていない時でも支払いが容易にできますし、スマートフォンで金銭管理もできます。高額になるまで使い過ぎるといったリスクを最小限に抑えることができるので節約志向派にはオススメです。
まとめ
以上のように、クレジットカードとデビットカードを比較してみましたが、それぞれの特徴とそれらに潜むリスクを知っていただけたかと思います。どちらのカードが使いやすくて、リスクが潜んでいるのかは、これから利用される方によって様々です。これからカードを利用される方は、それぞれのカードの特徴やリスクを把握した上で適切に利用されることをオススメします。
賢くカードを利用すればあなた様の生活を支えてくれるパートナーになりうるので、ぜひうまく活用しましょう。
