高速道路を利用する際に、持っていると便利なETCカード。
本記事ではETCカードの特徴や、発行方法も併せてご紹介致します。
ETCカードとは
ETCカードとは、ETCシステムを利用して有料道路の通行料金支払いができる、ICカードです。
ETCシステムは、高速道路の渋滞緩和や管理費削減などを目的に導入されたシステムで、日本では2001年より一般利用が開始されました。
ETCカードのメリット
ETCカードを持つことで、次のようなメリットがあります。
- クレジットで支払いができるので、料金所をノンストップで通過できる
- 高速道路の通行料金が割引される
- スマートIC(インターチェンジ)を使用できる
ETCカードの発行方法
ETCカードの発行方法には、大きく分けて3パターンの方法があります。
- 既にお持ちのクレジットカードを元にETCカードの追加発行を申し込む
既に持っているクレジットカードの発行会社から、追加発行という形でETCカードの申し込みをします。
申し込みは、カード発行会社のWebサイトから行うことができます。
よほどのことが無ければ審査に落ちる心配はなく、最短数日からETCカードが郵送されてきます。
まれにETCカードの追加発行に非対応のカード発行会社があったり、ETCカードを追加発行する際の手数料や、別途年会費がかかることがあります。
そうした場合、新規発行を検討してみてもいいでしょう。 - クレジットカードとETCカードを同時発行する
クレジットカードを新規発行する際に、ETCカードも同時発行します。
ポイント還元率やガソリン割引など、好みの条件に併せてETCカードを作りたい方におすすめです。
しかしカード発行会社によっては、クレジットカードとETCカードの同時発行ができないことがあります。
申し込む際には、ETCカードの同時発行が可能であるか確認しておきましょう。 - ETCパーソナルカードを発行する
ETCパーソナルカードとは、クレジットカードを契約しない方でも持てるETCカードです。
ETCパーソナルカードには、以下の特徴があります。
- ETCカードを発行する際の審査が不要
- 最低2万円のデポジット(保証金)を用意する必要がある
- 年会費1257円(税込)かかる
- カード到着まで2週間程度かかる
ETCパーソナルカードの発行手順
- 「ETCパーソナルカード利用申込書」を作成
- 申込書をETCパーソナルカード事務局宛に郵送
- デジポットの振り込み
- 郵送でETCパーソナルカードが到着
「ETCパーソナルカード利用申込書」は、ETCパーソナルカードWebサービスまたは、サービスエリアのコンシェルジュカウンターにて用意できます。
ETCカードの導入コスト
ETCカードの導入コストには、以下のようなものがあります。
- ETC車載器の購入費用
- ETC車載器のセットアップ費用
- 場合によりカード発行手数料、年会費などが発生する可能性がある
ETCカードを作る際にチェックすること
ETCカードを発行する際には、以下の内容も確認しておきましょう。
- ETCカードの年会費や発行手数料の有無
- ETCカード発行までの期間
- クレジットカードの還元率や特典
ETCマイレージサービスの登録も
ETCマイレージサービスとは、ETCの利用額に応じてポイントが貯まるサービスです。
貯めたポイントは有料道路の通行料として還元されます。
ETCマイレージサービスのWebサイトから無料のETCマイレージ登録を行うと、サービスが利用できます。
まとめ
今回はETCカードについてご紹介しました。
条件をそれぞれ理解したうえで、自分に合ったETCカードを選んでみてください。
また、ETCマイレージサービスも活用して、高速道路をお得に利用しましょう。
本記事が、皆様のカーライフにお役立ていただけますと幸いです。