ICチップが読み取れない場合の対処法とは?

クレジットカード

クレジットカードは決済やカードローンなどに利用することができ、またポイントを貯めてお得な商品やサービスに交換できるなど、いろいろなメリットがあります。1枚でも持っておくと便利ですが、中に内蔵されているICチップが読み取れない場合は、上手く処理できず使用できないこともあります。ICチップが読み取れない場合の対法として何があるのか紹介しましょう。

ICチップが読み取れないときに行えること
クレジットカードは磁気不良や汚れなど、いろいろな原因でICチップが正常に読み込めない場合があります。読み込めないときは再発行を考えるはずですが、ある方法を取ることで復活することもあります。以下の方法を試してみてください。

ICチップの汚れを落とす
ICチップが汚れて上手く読み込みができないようなら、柔らかい布などで拭き取ってあげることができます。ICチップに手の油や財布の素材から色移りすると、汚れが原因で反応が鈍くなることがあるからです。ただ、ICチップは繊細なものでもあるため、使用する布はメガネ拭きのような柔らかい素材のものを使用し、強く擦らないようにすべきです。強く擦ったり布が粗かったりすると、傷付けてしまってさらに悪化してしまうこともあります。優しく力加減をして拭いてください。また、布にアルコールを含ませて拭く人もいますが、汚れは取れても署名欄の名前まで消えてしまう可能性があるため、行う際は注意してください。

セロテープを貼る
ICチップにセロテープを貼ると、傷によるデータのノイズが減って読み取りやすくなります。もし、ICチップに少し傷が入っているようなら、この方法を取ることができますが、貼るときは切り口が剥がれないように注意する必要があります。機械に引っかかるとより悪化させてしまうこともあるため、セロテープを利用する場合はしっかり貼り付けるようにしてください。

クリーニングしてみる
ICチップではなく時期ストライプの調子が悪いようであれば、クリーニングを試してみることもできます。クリーニングは磁気データの復元を行える方法であり、ATMの画面で行えます。復元したいクレジットカードを入れるとメッセージが現れるため、画面の指示に従うことで磁気データの復元は完了です。ただ、クリーニングをしたとしても、必ず復元できるわけではありません。また、クリーニングもクレジットカードが限定されているため、全てに対応しているわけではありません。もし復元できなかった場合は、別の方法を取ることや再発行を考えてください。

復活しない場合は再発行を行う
クレジットカードのICチップ復元のために、いろいろな手を尽くしても読み取れない場合は、再発行を行うのがおすすめです。再発行はインターネットとカード会社への連絡の2種類があるため、それぞれ紹介しましょう。

インターネットで再発行
インターネットを利用するときは、クレジットカードのマイページにログインして手続きを行います。マイページから「再発行」という部分を見つけて画面の指示に従っていくことで完了できます。ただ、住所変更やカードの有効期限が切れる3ヶ月前など、一定の理由では問い合わせが必要になるため注意してください。

カード会社に連絡する
カード会社の問い合わせや窓口インフォメーションセンターなどに電話をして、再発行の手続きを行うこともできます。電話すれば確実に再発行ができて早いので、スムーズに手続きを終えたい場合はこちらの方法を利用してください。ICチップの不具合があれば早めに再発行しましょう。ICチップに不具合が生じた場合は復元させることもできますが、磁気が弱っている場合はまた直ぐに不具合が生じることもあります。早めに再発行してもらった方が安心して使用できるため、手続きを行うようにしましょう。

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