お手持ちのクレジットカードが誤って折れてしまった場合や高温度で変質してしまった場合には、残念ながらカードは使えなくなってしまいます。
そんな場合は、どのように対応したらいいのでしょうか。
ここでは、物理的にクレジットカードが折れたり、変質してしまったときの対応と、
そうならないための対処法について紹介します。
1.物理的に壊れるとは?
お手持ちのクレジットカードをわざと自分で折る人はいないでしょうが、何か物理的な力が加わって破損してしまったり、傷ついたりすることはあるでしょう。
たとえば次のような場合が考えられます。
1-1.カードを踏んづけてしまった
床に落ちたカードを強く踏んづけたり、カードの入った財布を誤って踏んづけたりした場合には、カードが折れたり変質したりすることがあります。
1-2.ズボンのポケットに入れたまま座る
ズボンのポケットにカードを入れたままで、何気なしに椅子に座ることはよくあります。座ったカードを折ってしまったり、傷つけてしまうことはよくあります。
1-3.直射日光で変形
車のダッシュボードの上にカードを置き忘れたり、サイフにカードを入れたままで置き忘れることはよくあることです。
特に、夏のダッシューボードは温度が上がります。置き忘れたカードは反り返って変形してしまいます。
変形したカードは使えなくなります。
1-4.経年変化
繰り返し使ったクレジットカードはプラスチックでできていますから使い続けているうちに傷がついたり、劣化したりします。
傷ついたり、劣化したりしたカードは機能が低下して使えなくなります。
2.クレジットカードが壊れてしまったら
物理的な効力が生じて壊れてしまったクレジットカードは、、そのままでは使えなくなりますので交換が必要です。
速やかにカード会社に連絡して交換のための手続きをしましょう。
誤って壊してしまった場合は手数料が必要になりますが、経年による劣化の場合は手数料がかからないこともあります。
カードの交換であればクレジットカードの番号まで変わることはないので電気代、水道代、新聞代などの決済はそのままで可能です。
また、スマホ決済やネットショッピングの決済もそのままで可能です。
3.クレジットカードを壊さないためには
クレジットカードを物理的に壊さないためには、次のようなことを心がけましょう。
3-1.カードをじかにポケットへいれない
カードのままポケットに入れるのは止めましょう。
ポケットに入れる場合は上着のポケットに入れるか、ズボンのポケットに入れる場合は、大きめのサイフに入れてからポケットに収納しましょう。
3-2.カードはしっかりと管理する
カードを床に放置したり、テレビ台、ソファーに放置するのは止めましょう。
踏んづけられたり、押しつぶされたりしてカードを折ったり、傷つけたりしますから注意しましょう。
カードは保管場所を決めてしっかりと管理しましょう。
3-3.カードは熱源のあるところに放置しない
カードを車のダッシュボードの上に放置することは禁物です。
高温で変形して使えなくなる恐れがありますから、特に注意しましょう。
また、カードを石油ストーブや温風ヒーターの近くに置くのは止めましょう。熱源によりカードが使えなくなる恐れがあります。
鍋物をするときに、コンロの近くに置くのもやめましょう。
まとめ
クレジットカードが物理的に壊れてしまう原因や、壊れてしまったときの処置、壊さないための対処法について紹介してきました。
クレジットカードは経年劣化の場合を除いて、ほとんどが過失によって壊れる場合が多いといえるでしょう。
自分の大切なカードですから、きっちりと管理しましょう。